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[キス描写]についてのコメント。

僕のこと、ほんとに可愛いと思ってくれてるならキスして!

 実力行使。僕は素早く周囲に視線を走らせ、誰もいないことを確かめると、強引に義母の唇を奪いにかかる。
「た、拓斗クンッ…………!?」
「おかあさん…………おかあさんっ!!」
「むはあっ……おんっ、おおおんんんっ!!?」
「ちゅぱ……ちゅぱちゅぱ……むはあっ……あぁっ、た、拓斗……クン……ちゅう、ちゅぱ……ちゅぱちゅぱ」
 僕と沙枝子は唇と唇を押しつけ合い、熱烈な口吻に耽溺した。
 力を込めて顔を押しつけると、沙枝子のぽってりした肉厚の唇がくにゃりと柔らかく潰れる。
「あぁっ、拓斗クン……ちゅぱちゅぱ、ちゅう……あぁっ、も、もうやめて……ちゅう、こんなところで……」
「ちゅぱ、ちゅう……だ、誰かに……見られたら……ちゅぱ、ちゅう……こ、困る……ちゅう、ちゅぱ……」
(4月06日(金)22時53分59秒)
観月は、もうっと口を尖らせた。 
それは、怒っても可愛らしい仔猫の様。

だから可憐な花びらへは、キスが送られた。

「あ‥‥ん」

そっと触れる感触。
観月は、すぐさま陶酔した吐息を漏らした。

指示通り軽く合わされ、ゆっくり離れるを繰り返す唇。
啄む様に、慈しむ様に、何度も時間を掛けて触れ合うキス。
(8月07日(火)03時52分05秒)
↑の続き
 
「ん、兄様‥‥‥」

うっとりと観月の手が、俺へと回される。

唇が心地好い。

少し吸われるのが良い。
大きな逞しい身体の三崎彰という好きな男性に覆われるのが、とても安心する。
僅かだけ張り付き、ちゅっと戻るのが蕩けそう。
直前の事など全て消えてしまった。
焼けそうな夏の日差しよりも、口唇の熱さで意識が漂白された。
「これで良いか?」
「あっ、まだ‥‥まだして下さい」
「チュウチュウ?」
「もっと唇を食べて‥‥舌も入れて下さい」
「こう?」
(8月07日(火)03時52分46秒)
↑の続き
 
顔を傾け、俺は深く口づけた。
閉じた唇を開き、観月も一緒に割り込んだ。
さらに息もつかせず舌を見舞う。

「ん―――っっ!」

一転しての激しい口戯。
侵入した舌は遠慮などせずに、観月の口腔を舐め回す。
戸惑う舌を絡め取られ、えずきそうな喉奥まで突つかれる。

呼吸すら困難にされ、観月は顔を真っ赤に身を硬くした。
けれど苦しい程の口づけは、得も言われぬ心地だった。

「あぁん、兄様…」
(8月07日(火)03時53分29秒)
↑の続き
 
擦られる口内粘膜が甘美に蕩けて行く。
ぴちゃぴちゃと木霊する水音が、頭の中まで舌が這いずっている様だ。

一旦唇を離した俺が、もう良いかと三度問えば、だから観月はかぶりを振り、
唾液を飲ませてと欲しいと、夢現に哀願してしまった。

「観月、大きく口を開けて‥‥‥そうそう舌も出して」
「ん、お、おいし‥いぃっ‥‥はふぅ、に、兄様の唾、おいしいですぅ」

雛鳥となって、観月は滴る唾液を受け止めた。
盛り上がり広がる粘液、舌上をゆっくり滑らせて味わい、嚥下する。
喉を落ちるのに意識を向け、胃へと溜まる姿を思い描く。
(8月07日(火)03時54分02秒)
↑の続き
 
腰の奥で何かが、じわりと流れるほど感じる。
瞳を潤ませた観月は、口許が汚れるのも構わず舌をくねらせ、
俺の唾液を啜って歓喜する。
「にいさまぁ……」

口唇とは元々性器を連想させ、
視覚的に性的興奮を齎らすよう発達したと言われるが、
観月のそれは、必要十分以上に役目を果たしていた。
生々しい口づけで、観月は女を十分に盛らせ湿らせ、
自然と俺を誘惑していた。
「あ、はぁ‥‥‥‥」
唇をはなすと、観月は糸が切れたように膝を崩した。
股間を覆う水着は濡れて色が変わり、
もう、左右の内股にそれぞれ光る筋が這っている。
整った顔立ちは愁眉の相で、欲情にけぶる相貌としては、この上ない。
ただ顔を覗かせた幼さが、彰に奇妙な感慨を抱かせる。
(8月07日(火)03時55分10秒)
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オリジナルはゆいぼーど&ゆいぼーと